花物語

fairydoll.exblog.jp ブログトップ

カテゴリ:短歌(2003)( 19 )

2003-12-14~24 蝋梅の花

あこがれとときめく思いを胸に抱き くちずさむのは‘BON VOYAGE(ボン ボヤージュ)’

     (BON VOYAGE(ボン ボヤージュ):良い航海を
      ♪しがらみと過去を捨てて 笑えるはず 僕らなら―――
       ONE PIECE オープニングテーマより(笑))



ひだまりの中でいっぱい背のびして冬菊は咲く ここにいますと

梅の枝(え)は大寒の朝たくさんの宝石を宿し輝きおりぬ

キッチンに5日居座るジャガイモが芽を出しさっさと食べろとわめく

ぐいぐいと水をかき分け泳ぎゆく 睦月のプールに少年たちは

満月のかけらのように蝋梅の花は輝く小さな庭で


d0017090_133350100.jpg

[PR]
by f-doll | 2005-04-02 13:29 | 短歌(2003)

2003-12-29~2004-01-01 元旦

冬の日の手作りケーキとダージリン ミルクを少し多めに入れて

葉ぼたんの寒さに会いて色づきぬ負けず嫌いの君に似ており

元旦の明るき道を歩くとき梅のつぼみのつややかな紅

屋根の上おしゃべりしているすずめたちおしえてあげるね 今日は元旦



d0017090_11513067.jpg

[PR]
by f-doll | 2005-04-02 11:52 | 短歌(2003)

2003-12-25~29  イチゴのケーキ

クリスマス家で過ごせりセーターはポインセチアの 赤を選んで

掲示版心楽しく友を待つ横一列に歌を書き込み

愛しさは増すばかりなる花言葉 南天の枝 買い求めたり

来春に咲いてくれるねヒアシンス 甘い香りとあざやかな色

生きるため生まれてきたと信じてる 赤く輝く清冽な赤

胃の底が熱くなりゆく 創造にかかわることへの歓喜とふるえ
     (イメージは、「G戦場ヘブンズドア」 (日本橋 ヨヲコ)小学館)

自己中な態度をとったときのこと「かわいい」なんて言われてたまるか



d0017090_11445130.jpg

[PR]
by f-doll | 2005-04-02 11:45 | 短歌(2003)

2003-12-23~25 南天の実

南天の実あかあかと雪のなか寒さに会いて深く色づく

やわらかな愛の証(あかし)を抱きしめる女性はそのとき誰しもマリア

くっきりと夕暮れに映えり つややかな冬薔薇姫の紅(くれない)のドレス

あの空できっと誰かが楽しげに美しいもの作っておりぬ


d0017090_11375147.jpg

[PR]
by f-doll | 2005-04-02 11:39 | 短歌(2003)

2003-12-17~20 紅水晶

会ったことのない友達のため人形を作っておりぬ 師走となりて

「クリスマス・ツリーのようだね」「本当だね」さざんかを見ゆ 子供らとともに

うれしげにたくさんの実をかかげおり柚子(ゆず)の若木も 今年の冬は

慰めや励ましでなく ただそこに人間が生きているということ

やわらかな光を宿すその石に触れて願うは“優しくなりたい”


d0017090_11294543.jpg

[PR]
by f-doll | 2005-04-02 11:30 | 短歌(2003)

2003-12-14~17 真昼の月

真っ白な雲を見上げて海原にひとりただよい揺られていたい

ありったけの夢かきあつめ探し物探しにゆこう We are on the cruise.
           (ウイ アー オン ザ クルーズ)」

冬銀河ベラトリックス オリオンの 女戦士の想いしものは

遠くから吾を見ている凛としたそのまなざしに恥じることなく

青空に雲にまぎれてうかびおり真昼の月よ 何を見ている


d0017090_1123296.jpg

[PR]
by f-doll | 2005-04-02 11:24 | 短歌(2003)

2003-12-11~14 野菜たち

花言葉私がつけてよいならばブルー・ローズに‘見果てぬ夢’と

ぶきような優しさだからよくわかる 作りものじゃないあなたの愛は

しなやかにクリスマス・ローズは咲きにけり あるはみぞれの降る日なれども

週末はお茶とケーキを用意して優しくなれる魔法をかける

流れゆけ水よ先へと 悲しみによどむことなく海をめざして

ダイコンとにんじん、かぼちゃ、じゃがいもが待ちかねている ‘さあ、どうにでもして!’


d0017090_1119021.jpg

[PR]
by f-doll | 2005-04-02 11:21 | 短歌(2003)

2003-12-07~10 冬薔薇

掲示版‘投稿’押すとき青色の風船空に放つ気がして

紅玉のりんごのケーキを焼いており あざやかな赤は薄紅色へ

こんなにもあふれるほどにたくさんの話したいことがあったということ

ここでないどこかへ行く前今ここでしっかり生きておこうと思う

時渡船(ときわたるふね)にて地球(テラ)を訪れし 懐かしき人 吾に微笑み

人はみな森羅万象のなか ほんのつかの間 在ることを許されており
     (宮崎駿の『千と千尋の神隠し』のテーマソングのイメージです。)

同じもの一緒に食べて幸せを分かちあえる日にしようと思う

冬に咲く薔薇の強さよ その花の深い明るさ灯火(ともしび)に似て



d0017090_11141739.jpg

[PR]
by f-doll | 2005-04-02 11:15 | 短歌(2003)

2003-12-06 タイガース・アイ

詩人らが呼び覚ませしは人間の暗い記憶と消えぬ傷痕

傷痕を覆い尽くして恢復(かいふく)へ導く熱い息吹となりて


d0017090_117252.jpg

[PR]
by f-doll | 2005-04-02 11:09 | 短歌(2003)

2003-12-04~06 鳥たち

日のあたる窓辺におかれた鉢植えのポインセチアが幸せそうに

土の中体内深くあざやかな色をはぐくむ春を夢見て

盟約に従い来たれ!美しき小さき羽を持つものよ

あたらしい小さな命を抱きしめる幸多かれとただ祈りつつ


d0017090_115871.jpg

[PR]
by f-doll | 2005-04-02 11:07 | 短歌(2003)
line

短歌にデジタルカメラで撮影した画像を添えています。お気軽にコメント(感想、おしゃべり、返歌erc)をどうぞ。リンクはフリーです。^^


by f-doll
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite