花物語

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カテゴリ:やまとことば( 33 )

紅薔薇

みづからの光のごとき明るさをささげて咲けりくれなゐの薔薇       (佐藤佐太郎)

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ここは、ほぼ、30.00 MBの容量いっぱいになりました。
遊びに来ていただいた皆さま、心より感謝しております。
どうもありがとうございました。

新ブログ、花物語Ⅱを作製しました。
皆さんのおいでをお待ちしています。
どうぞよろしくお願いします。^^
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by f-doll | 2006-05-12 18:08 | やまとことば

桜の下にて

“桜の樹の下には屍体(したい)が埋まっている!
 これは信じていいことなんだよ。何故(なぜ)って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。”
                         「桜の樹の下には」 梶井基次郎



願わくば桜の下にて春死なん その如月の望月のころ        西行法師

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満開の桜に、死の気配を感じとる詩人と歌人は多いようです。
美が本質的に持っている反道徳性、恐怖・・・。
つかの間の生の絶頂と、確実におとずれる最後。

花見は、死を意識しつつ、今現在の生を、みんなで祝福しあうという意味もあるような気がするのです。
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by f-doll | 2006-04-04 18:01 | やまとことば

東風(こち)吹かば

東風(こち)吹かばにほひをこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春な忘れそ

                                            菅原道真


東から春風が吹く時期になれば、風に乗せて香りを送り寄こしなさい。
梅の花よ、主人がいないからと言って、春を忘れるな 。

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by f-doll | 2006-03-12 20:51 | やまとことば

春の七草

君がため 春の野に出でて 若菜つむ我が衣手に雪は降りつつ

        光孝天皇(こうこうてんのう) 「古今集」

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小倉百人一首にも選ばれている有名な歌ですね。
意味は、“あなたにさしあげるため、春の野原に出かけて若菜を摘んでい る私の着物の袖に、雪がしきりに降りかかってきます。”
情感豊かな歌です。

若菜とは、春の七草の総称。

芹(せり)・川辺・湿地に生える
薺(なずな)・ペンペン草
御形(ごぎょう)・母子草
繁縷(はこべら)・はこべ。
仏の座(ほとけのざ)・正しくは田平子(たびらこ)
菘(すずな)・かぶ
蘿蔔(すずしろ)・大根。

今日は、1月7日。七草粥(ななくさがゆ)の日です。
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by f-doll | 2006-01-07 12:59 | やまとことば

金色のちひさき鳥

金色のちひさき鳥のかたちして銀杏ちるなり夕日の岡に    与謝野晶子

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銀杏の葉が鳥にたとえられています。
とても情景の綺麗な歌。
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by f-doll | 2005-12-03 13:05 | やまとことば

冬桜

御神のかへりましけり冬桜      (村上鬼城)

                        
神様が出雲へ行ってしまう神無月(10月)が過ぎ、神様が帰ってくる神帰月(11月)になってから紅葉とともに咲く冬桜。
「境涯の俳人」といわれた村上鬼城の詠んだ俳句です。

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by f-doll | 2005-11-17 11:10 | やまとことば

皇女和宮

おしまじな 君と民とのためならば 身は武蔵野のつゆと消えても

落ちて行く身と知りながら もみぢ葉の 人なつかしく こがれこそすれ

住みなれし 都路出でてけふいくひ いそぐともつらき東路へのたび 
                                            (皇女和宮)


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「皇女和宮行列」
和宮内親王が、江戸の第14代将軍徳川家茂へ興入れするために、10月20日に京を立ち、
中山道を通って、桶川に11月13日に1泊しました。
桶川市民まつりにおいては、毎年恒例の「皇女和宮行列」も華やかに再現されます。


家茂と和宮の出逢いは、「公武合体」のための政略結婚そのものでした。
和宮はこの時、現在の年齢でいうとまだ14歳になったばかり。
家茂も和宮も病弱だったらしいのですが、同い年の二人には夫婦愛が芽生え仲睦まじかったと伝えられています。とりわけ、家茂は和宮を理解し大切にしたようです。
慶応元年(1865)5月、将軍家茂は長州征伐のため上洛し、翌年7月20日、大坂城で急逝。
家茂の急逝後、和宮は髪を降ろし静寛院宮(せいかんいんのみや)と称せられます。
明治維新の際、朝廷側に手紙を書き、将軍徳川慶喜の助命や、江戸城無血開城のために尽力。
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by f-doll | 2005-11-04 22:02 | やまとことば

理解より愛は生まれ来

“理解より愛は生まれ来 われら皆黄金の鍵の言葉もつなり”


                               窪田空穂 ( くぼたうつぼ )

窪田空穂(1877-1967) : 長野県松本和田村出身の歌人であり、国文学者。


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by f-doll | 2005-09-17 17:35 | やまとことば

「羊雲離散」

“あの夏の数かぎりなき そしてまたたった 一つの表情を せよ”

小野茂樹-歌集 「羊雲離散」 


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・・・好きな歌です。

透明感のある美しい韻律の青春歌。
小野茂樹 : 昭和11年生まれ。交通事故により34歳で急逝。

夏は、青春は、終わってしまった。
あなたは、数かぎりない様々な表情を私に見せてくれた。
そして、どうしても忘れられないあの表情。
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by f-doll | 2005-09-08 21:12 | やまとことば

雲の名前

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雨雲 
雨を降らせる雲。乱層雲。 
空の低いところにできる灰色の雲で、しとしとと長く続く雨や雪を降らせる。
乱層雲の「乱」という文字は、降水(雨・雪)を表している。

いわし雲 うろこ雲
空の高いところにできる上層雲。小さな固まりがたくさん集まったように見える雲。いわし雲やうろこ雲に代表される。秋によく見られる。高積雲(ひつじ雲)に比べて、1つ1つの雲が小さく、高いところにあるように見える。
いわし雲は、秋によく見られる。イワシが群がったような形で、この雲が出るとイワシが沢山捕れたので、この名前がついたとも。
うろこ雲は、低気圧の前面にあらわれることが多いので、天気がくずれる前兆となる。

うす雲
空の高いところにできる上層雲。空一面をうすいヴェールでおおったように見える。太陽や月のまわりに日がさ、月がさができる。この雲が見えると、次第に雲が低く厚くなり、天気が悪くなることが多い。

うね雲
空の低いところにできる低層雲。
畑のうねのように細長い雲がならんで見えます。雲の底は暗く見えます。

おぼろ雲
空一面にうすいすみを流したように見える雲。この雲を通して太陽を見ると、すりガラスを通して見たようになる。
この雲を通して月を見ると、おぼろ月夜に。

かなとこ雲 雷雲 入道雲 雄大積雲 雷雲
積雲が空の高いところまで成長したもの。成層圏に達して平たくつぶれることもある(かなとこ雲)。 夕立のような、強い雨を短時間降らせる。雷が起きるときも、この雲である。

きり雲
空の低いところにできる低層雲。山のとちゅうや地上付近に見られる。
横に層状に広がった雲で、地面につくと、霧になる。

ちぎれ雲
厚い雲の下ちぎれたように早く風にながれていく雲。
積雲や層雲の断片雲。

ひつじ雲 むら雲
空の中層にできる雲(中層雲)。青空に白いひつじの群れがいるように見える。巻積雲に似ているが、高積雲は1つ1つの固まりが大きく巻積雲より低いところに見える。秋の晴天に見られるが、次第に厚くなってくるときは天気が崩れる。

まきぐも すじ雲 波雲
空の高いところにできる上層雲。ほうきではいた時のようなすじ状の雲。白い羽毛や馬のしっぽの毛、白いペンキをハケでさっとはいたように見える。高気圧におおわれたような時によく現れるので、天気は比較的良い。

わた雲
大きな白わたが空に浮かんでいるように見える。
日中、暖められた空気が上昇することよって成長する。大きく成長すると積乱雲となって、雷や夕立になる。夕方になると消えてしまうことが多い。
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by f-doll | 2005-07-28 09:57 | やまとことば
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短歌にデジタルカメラで撮影した画像を添えています。お気軽にコメント(感想、おしゃべり、返歌erc)をどうぞ。リンクはフリーです。^^


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